高血圧は早めの治療が最優先となる

高血圧を予防・治療して、健康的な生活を続けましょう。危険な病気にも関わらず放置してしまう方が多いようです。症状が悪化すると、取り返しのつかないことになりかねません。

健康診断で診断されたら、かならず病院で治療しましょう

別名でサイレントキラーと呼ばれている病気であり、さまざまな合併症を引き起こします。症状が悪化すると、寝たきりの状態が続いたり、死亡してしまうこともあります。自覚症状が少なく、日常生活の中であまり気づけないということも恐ろしいポイントです。

日本国内ではその危険性が注目されています。2014年にガイドラインが改訂され、全国の医療機関がより的確な治療を行えるようになりました。テレビの健康番組でもよく取り上げられており、危険なものだという認識が高まる同時に、さまざまな予防法や改善法が知られるようになったようです。

健康診断はそのような病気を自覚できる数少ないチャンスです。「これぐらいは大丈夫」と思うことなく、すぐに治療を受けるようにしましょう。

「血圧値が正常」と言われても、危険値に近かったら注意が必要です

測定器を使って測ると2つの数値がでます。高い方が上の値と呼ばれ、低い方が下の値と呼ばれます。日本では治療のガイドラインが定められており、「上の値が140mmHg以上、または下の値が90mmHg以上」の方を高血圧と定義しています。

健康診断の際は、ぜひともこの数値を確認してみてください。「呼ばれてないから大丈夫だ」と思っても、実はギリギリの値だったかもしれません。油断して乱れた生活を送っていたら、次回にあっさりと危険値を超えてしまったという方も少なくありません。

とても見逃されやすい高血圧症状の一覧

1)頭痛
ストレスや寝不足など、さまざまなことが原因となって起きる症状です。そのため、見分けることが難しく重大な病気を見逃してしまうことも多いようです。

2)耳鳴り
よく連想されるものが「キーン」という音ですが、高血圧の場合は耳の近くを通る血液から「トクトク」「ザーザー」といった雑音が聞こえることが多いようです。

3)肩こり・腰痛
症状が進行しないため見分けもつきにくいようです。生活習慣によっては慢性化しているかもしれませんが、実は大きな疾患が隠れているかもしれません。「仕事のせいだ」と思わず、定期的に血圧を測った方が良いでしょう。

4)動悸
心臓に負担がかかり、ポンプの機能が弱まることで起きるといわれています。心筋梗塞を起こすリスクも考えられますので、早めに内科や循環器内科を受診しましょう。

5)むくみ
高血圧そのものではなく、心臓病や腎臓病などの合併症によって起こる症状です。脚だけでなく、手や顔、お腹など全身で起こりやすいといわれています。

6)鼻血
粘膜を傷つけた時に起こるものと違って、出血がひどくなかなか止まらないという特徴があります。時には、口からあふれてしまうこともあるようです。あまりに多い時は、すぐに病院にいきましょう。

他にも、治療中に投与される降圧薬が原因でめまいが起きるということがあるようです。しかし、これは医薬品の効果が強すぎて血圧が低くなってしまったことで起きているものです。稀に慌てて服用数を増やす患者もいるようですが、これは症状を悪化させてしまうことになります。身体に以上を感じた時は、自己判断をせずにすぐに医師に相談するようにしましょう。

高血圧の症状はたくさんありますが、どれも他の病気と勘違いされ、発見が遅れてしまうことが多いようです。合併症を引き起こして命の危険もある病気です。しかし、早いうちに治療してしまえばそれほど問題にはなりません。健康診断で診断されたら、すぐに病院に行くよう心がけましょう。